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北村りゅうたのブログ

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東久留米市の公立保育園廃止計画について

こんにちは!北村りゅうたです!

このブログでは12月24日の市議会議員補欠選挙に先駆けて、Twitterでは書ききれない東久留米の市政の話題について書こうと思います。
更新ペースは週1回、月4回ほどを予定しています。
まずは大きな争点になるであろう公立保育園についてです。

 近年、子どもを保育園に入れたくても入れられない、いわゆる待機児童が全国的な問題になっています。東久留米でも2017年4月1日現在67人、旧定義で134人が待機児童となっており、対策が必要な状況となっています。そのような中、並木市長は2016年3月に突然すべての公立保育園を民間化し、廃止してしまうという前代未聞な計画を打ち出しました。
 私は5歳の時に東久留米に引っ越してきて、それから小学校入学前の1年間を「しんかわ保育園」で過ごしてきたのですが、この計画ではそのしんかわ保育園が真っ先に廃園の対象とされました。2019年度4月より0歳児の募集を停止し、翌年以降段階的に園児の募集を停止することで、最終的に2023年度末にすべての園児が卒園したところで廃園するというものです。しんかわ保育園を卒園した身として、自分のいた保育園が市長の勝手な方針で無くなってしまうのは許せませんし、子育て世代を支援するという点からもこの計画は誰が見てもおかしいと感じるものになっています。
 市は公立保育園を廃止する代わりに都有地を活用するなどして認可保育園の開設を進めることで待機児童を解消するとしています。しかし、昨年進められていた本町1丁目への認可保育園の設置が中止になったり、来年4月に開園予定であった私立幼稚園を認可保育園にする計画が延期になったりと、上手くいっていないのが現状です。そもそも保育をはじめとした福祉は市が行わなければならない重要な仕事であり、民間にすべて投げ出してしまうというのは無責任極まりありません。計画では廃園に際し引継ぎを行わないとしており、そうなれば公立保育園が40年、50年もの伝統の中で蓄積してきた保育のノウハウや地域との交流をすべて断ち切ることになってしまいます。
 日本共産党市議団はこの計画が発表された当初から強く反対し撤回を求めていますが、市は撤回どころか説明会やパブリックコメントすら行わず、市民の声を聞くことなく強引に計画を進めようとしています。私も市議補選ではこのことを強く訴え、公立保育園を守っていくために全力でがんばります。


by kitamuraryuta | 2017-10-05 17:57 | 政策