人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北村りゅうたのブログ

kitamurajcp.exblog.jp
ブログトップ

桜木よしお事務所開きに参加

●桜木よしおさんの事務所開きで
 11月25日、東久留米市長選(12月17日告示、24日投開票)に挑戦する桜木よしおさんの事務所開きが市内でありました。桜木さんは市議を9期務めてきた大ベテランの政治家です。市民の方々、社民党、共産党の代表や議員がそれぞれ全力を尽くす決意をのべました。桜木さんも「立候補を決意したからには勝ちたい」と表明。その方を前に30歳の私もスピーチさせていただく機会をいただきました。緊張しながらでしたからうまくお話しできませんでしたが、精いっぱい語りました。その要旨を紹介します。

桜木よしお事務所開きに参加_b0372433_21201914.jpg
桜木よしおさん(左)


《私のひとことスピーチ》
 市長選挙と同時におこなわれる市議会議員補欠選挙に挑戦する日本共産党の北村りゅうたと申します。よろしくお願いいたします。
 桜木さんは9期34年間、東久留米市議会議員を務めてこられました。私はいま30歳です。桜木さんは、私が生まれる前から市議会議員を続けてこられたわけです。大ベテラン、大先輩です。(「そうだなあ」の声)
 桜木さんは、いろんな市長を見てこられたと思います。いい市長も、そうでない市長も…。桜木さんはいちばんいい市長になるように、私も協力します。ベテランの力と若い力、2つの力でがんばっていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致いたします。

桜木よしお事務所開きに参加_b0372433_21400882.jpg
桜木よしお事務所開きに参加_b0372433_21410069.jpg
宮本徹衆院議員、原のり子都議もあいさつ

桜木よしお事務所開きに参加_b0372433_21195956.jpg
最後はともにがんばろうと手を取り合いました



# by kitamuraryuta | 2017-11-28 21:46 | 選挙

財政健全経営計画(実行プラン)について

 東久留米市は8月、財政健全計画 [実行プラン] を改定しました。これは2015年に第4次長期総合計画後期基本計画と併せて並木市長によって策定された行財政改革で、今回が2回目の改定になります。市の説明では計画の目的は「本市が依然厳しい財政状況にあって、将来に渡り持続可能な市政運営を行うため」とされていますが、その実態は大半が市民への負担を強いるものになっています。

 計画の対象となる事業は50項目あり、そのうち財政効果額が予測可能なものは17項目あります。これらをすべて合計すると5年間で計11億856.2万円の財政支出の抑制になるとしています。しかしその内訳は、「保育料の適正化(値上げ)」が2億5152.1万円、「学童保育所使用料の正化(値上げ)」が7823.3万円、「各種手当の適正化(実態はサービス削減)」が7345.6万円など、計7項目、額にして7億5662.2万円と、効果額全体の約7割が市民負担増と福祉削減となっています。家庭ごみの有料化もこの計画の項目のひとつとされており、2億7600.0万円の負担増になります。

 また「民間活力の導入による行政サービスの維持向上」も掲げられていますが、中身は公立保育園の民間化(全廃計画)や、市立図書館の指定管理者制度導入など、行政としての責任を投げ捨てるものにほかなりません。

 2016年度の東久留米市の決算状況では、財政調整基金の残高は約43.5億円となっています。財政調整基金は災害などいざという時の備えとしての役割もあるため、ある程度の額が必要ではあります。しかし、その基金残高は増加を続け、2016年度には過去最高額になっています。本計画によって必要以上に支出を削った結果、市民の生活が圧迫されるようでは本末転倒です。財政健全経営計画 [実行プラン] の見直しを求めていきます。


# by kitamuraryuta | 2017-11-24 23:20 | 政策

都政・市政報告懇談会

  11月12日、西部地域センターで原都議、村山市議と行った「日本共産党 都政市政報告懇談会」。市民共同の市長予定候補、桜木よしおさんが駆けつけ、市民のための市政を実現する決意を語ってくれました。「安倍さんがねらう9条改憲に対して地域から歯止めをかけたい。平和都市宣言を実行するための行動プログラムを市民参加でつくりたい」と抱負を語りました。東久留米市議を9期つとめてきた桜木さんは、この12月議会が最後になります。「退路を断って立候補しますので、なおいっそうのご支援をお願いしたい」とのべ、市長選と市議補選をともにがんばろうとがっちり握手しました。市長選も市議補選も、12月17日告示、24日投開票でおこなわれます。
都政・市政報告懇談会_b0372433_22472713.jpg
都政・市政報告懇談会_b0372433_22473192.jpg
市長予定候補の桜木よしおさん

 【この日行ったスピーチ】
  私も市議補選予定候補として市政について報告を行いました。公立保育園全廃計画の撤廃、ごみ収集袋の値下げ、コミュニティバスの実現についてなど、主な内容を紹介します。
 
 ●原のり子さんの議席を必ず受け継ぐ
  東久留米の市議補欠選挙に立候補を予定している北村りゅうたと申します。今年の春まで民間の会社で働いておりましたが、自分が政治家になるなんて夢にも思っておりませんでした。昨年7月に共産党に入党しました。2012年から日本民主青年同盟の活動をしておりまして、勉強もしてきました。これからも学んでいきながら、みなさんのお力もお借りして、たたかい抜きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 
  市議補選に挑戦する直接のきっかけは、原のり子さんが市議から都議になったことです。「補選があるから出ませんか」というお話がありました。それを聞いて驚いてしまいました。はじめは「いや無理です」といっていたんですが、みなさんからお話を聞いているうちに、「やってみようかな」と心が動いたんですね。自分では政治家になる自信がなかったんですが、原さんから「いろんな人が政治家になっていいんだよ」という話をしてくれました。それで、心が動いたんです。「自分のような人間が市議会にいけば、いろんな人の声を届けることができるかもしれない」と思えるようになりました。よろしくお願いいたします。
 
 ●市立しんかわ保育園の廃園をストップしたい
  東久留米市には、公立保育園の全廃計画というのがあります。廃止の最初に名前があがったのが、「市立しんかわ保育園」です。私もここを卒園しました。いま、「しんかわ保育園をはじめ公立保育園をなくさないで」という運動が保護者のみなさんを中心に盛り上がっています。卒園した私としても黙ってはいられないということで、政策のいちばんに「しんかわ保育園の廃止ストップ」「公立保育園全廃計画は撤回」「いまある公立保育園を維持しながら認可保育園を増設して待機児をなくそう」という政策を掲げています。
  「しんかわ保育園をなくさないで」という署名も、「公立保育園全廃計画の撤回を」という署名も、すすんでいます。署名へのご協力もお願いしたいと思います。
  並木市長にいわせると、「保育園民間化計画」なのだそうです。「民営化」ではなくて「民間化」です。どういうことなのか、いろいろ考えてみると、市が保育行政をやめてしまう、ということなんですね。たとえば、「しんかわ保育園」がなくなって、別の民間業者が運営する保育園ができたとしても、引き継ぎなどはおこなわれない。東久留米の公立保育園には長い伝統があって、保育士さんや職員の方に受け継がれています。これは東久留米の宝ですよね。それが民間化でなくなってしまう。市にとっても大きな損失ではないでしょうか。

 ●保護者のみなさんや市民の運動と結んで
  こういう計画を市長と与党がすすめようとしています。そんなときに「しんかわ保育園」を卒園した私が市政に挑戦する。なんだか運命的なめぐりあわせを感じています。「しんかわ保育園」の保護者の方々から「なくさないで」という切実な思いをうかがいながら、立候補の話もさせていただきました。「応援しなくちゃね」と声をかけていただいて、決意してよかったなと思っているところです。
  きょうも宣伝カーで演説をしていましたら、小さなお子さんが出てきてくれました。いっしょにいた永田まさ子市議がその子と話をしてくれました。「しんかわ保育園に通っている子だったんです。今現在もしんかわ保育園に通っている子どもたちがいる、その子たちのためを思うとますますがんばる気になっています。「公立保育園を守れ!」の声をいっしょにあげていきましょう。
 
 ●家庭ごみ有料化 切実な収集袋の値下げ
  並木市長と与党がすすめる政治は、市民に負担を強いることばかりが目立ちます。なかでも市民から怒りの声があがっているのが、10月から導入された家庭ごみ有料化です。指定収集袋を買わせてごみを収集するやり方です。「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」は1リットル当たり2円です。40リットルサイズの袋は1枚80円もします。「容器包装プラスチック」の場合は1リットルあたり1円。多摩26市のなかでも高い水準です。準備不足のまま有料化をしてしまったので、5リットル袋の品切れ状態が続くという問題まで露呈しています。
  有料化によって年間1億円が市に入ります。市民の暮らしを支えるのが自治体の仕事なのに、ごみを処理して市がもうける。これでは企業と同じではないですか。おかしいですよね。家庭ごみ有料化の収集袋はすみやかに値下げすることを訴えたい。ここから始めていって、市のごみ政策を再検討していくことが必要だと考えています。
   
 ●急がれるコミュニティバスの実現
  コミュニティバスの話もさせてください。私が住んでいる氷川台には坂が多いです。買い物をするには坂を下りていき、帰りは坂を登らなければなりません。30歳の私でもそこそこ体力が必要で、高齢の方には相当大きな負担になっているのではないかと思います。がんで亡くなった祖父は、薬屋さんから薬をもらうために坂を下り、上って帰ってくる生活をしていました。見ていて心苦しかったです。働いていたのでなかなか手伝うことができなくて、残念な思いでした。

 ●「まっすぐ市役所に行けない」の声
  こうしたことを解決するには、コミュニティバスが必要ではないかと思います。
  南沢のある地域では、市役所に直接行くことができないんです。まずバスでひばりヶ丘駅まで行って、電車で東久留米駅まで移動、そこからまたバスに乗って市役所に着く。相当な遠回りですよね。その方は、「コミュニティバスができれば、すぐに行けるのに」とおっしゃっています。

 ●多摩の中でもっとも遅れている東久留米
  並木市政と与党は、なぜこれだけ切実な願いに応えないのか。疑問ですよね。多摩26市のうち24市でコミュニティバスは実現しています。残っているのは青梅市と東久留米市なんですが、青梅市は移動に補助金を出しています。公共共通にお金を使っていないのは、多摩26市の中で東久留米市だけなんです。一刻も早くなんとかしなければならないと思っています。
  並木市長は今年3月の施政方針で「地域公共交通の充実に向けた取り組みを進めてまいります」といっています。しかし、実際はまったく進んでいません。市として調査をして、市民をまじえて実施に向けた検討を開始することが必要だと思います。
  
  公立保育園全廃計画の撤回、ごみ収集袋の値下げ、コミュニティバスの実現。この3つを中心的な政策として訴えながら、市民のための市政を実現するために全力を尽くします。ぜひともよろしくお願いいたします。
都政・市政報告懇談会_b0372433_22502774.jpg
都政・市政報告懇談会_b0372433_22533867.jpg
都政報告をする原都議

都政・市政報告懇談会_b0372433_22540150.jpg
司会進行を務めた村山市議



# by kitamuraryuta | 2017-11-15 23:02 | 集い

家庭ごみについて

 東久留米では7月より家庭ごみの全品目戸別収集が、10月より家庭ごみの有料化が始まりました。

 家庭ごみの有料化は、家庭ごみのうち「燃やせるごみ」、「燃やせないごみ」は1リットルあたり2円、「容器包装プラスチック」は1リットルあたり1円の指定収集袋を買わせ、市民の負担とするものです。多摩26市の中で比較すると、可燃ごみの手数料は最も高い水準(立川市、小金井市など8市と同等)にあります。また、プラスチックごみは多摩26市において有料化されている9市の中では小金井市、昭島市に次いで3番目に高い料金設定となっています。あわせてみると、多摩26市の中では小金井市(可燃ごみ・容器包装プラスチックともに1リットルあたり2円)に次いで2番目に高い手数料を市民に負担として課していると言えます。

 市民の方と対話している中でも指定収集袋が「高い」という声をよく聞き、少しでも負担を減らそうと、ごみを切り刻んでひとまとめにして出している方もいます。また、指定収集袋は市内の商店やスーパーなどで販売しているのですが、一部店舗では売り切れてしまい、手に入らないという状況が発生しています。計画の見通しが甘いと言わざるを得ません。

 全品目戸別回収では、有料化した3品目に加え、缶や紙類など全9品目ものごみを分別し、曜日ごとに出さなければいけません。実施に関して市からの説明は十分に行われているとは言えない状況で、どうごみを出していいのかわからず、ごみを出すのが困難な世帯も出ていると聞いています。戸別収集が始まったことを知らず、旧収集所にごみを不法投棄する事例もでており、課題は山積しています。

 有料化はごみの減量が目的であると市は説明していますが、他市と比べても高すぎる指定収集袋は重い市民負担となり、生活を圧迫します。収集袋の料金引き下げを求めていきます。


# by kitamuraryuta | 2017-11-02 20:21 | 政策

コミュニティバスについて

 東久留米ではコミュニティバスの実現が喫緊の課題となっています。
 私の住む地域では近所にお店がほとんどなく、買い物をするには長い坂を下りそこにあるスーパーなどで買い物をし、そこからまた長い坂を上らなければなりません。その坂は現在30歳の私ですらそれなりに体力を使うような大きな坂で、病気を持った方や高齢者にはとても大きな負担となってしまいます。また、南沢に住むある方は市役所まで行くのに「バスでひばりヶ丘駅まで行き、西武線で隣の東久留米駅まで乗り、そこからまたバスで市役所へ行く」と、バスと電車を乗り継いで遠回りしなければいけないそうです。このような地域が東久留米には多くあり、コミュニティバスの実現が強く望まれています。

 過去にも市民からはコミュニティバスの実現を求め2回の署名活動(2010年:4180筆、2014年:6831筆)が行われていますが、市政においてはいまだ何の進展もありません。コミュニティバスは現在、多摩地域の26市中24市で運行されており、運行されていないのは本市と青梅市の2市のみとなっています。その青梅市も市民の足の確保のためにバスに市財源を投じており、地域公共交通の改善に力を入れていないのは東久留米だけという状況です。

 並木市長は今年度の施政方針にて、交通弱者対策として子育て世帯、高齢者を対象としたデマンド型交通方式の導入をするとしましたが、いまだ何の進展もなくその任期を終えようとしています。

 コミュニティバス実現のために、まず「市民ニーズ調査」の実施を求めます。「東久留米は道路幅員が狭く、コミュニティバスは難しい」という意見もありますが、事前調査を行っていれば、必要とされているルートを見定めることができ、さらに隣の小平市や西東京市が導入している「バスルートの両方向・片方向の混合型」方式の導入といった方法によって解決が可能になります。

 コミュニティバスの導入は私が今まで市民の方と対話してきたなかでも特に要望の多かった施策です。実現のための3回目の署名活動も今行われています。コミュニティバス実現のために全力でがんばります。


# by kitamuraryuta | 2017-10-14 21:33 | 政策